二十日鼠と人間
「二十日鼠と人間」は童謡ではなく、映画化もされた小説です。
ジョージとレニーはいつも一緒に行動している移動労働者だ
夢はいつか自分の農場を持つこと
だがレニーは体が大きく頭の回転が遅いので何かと問題を起こし、一つの場所に長居できない。
やっとたどり着いた先で夢がかないそうになるが、悲しい現実が待ち受けていた
結末は・・・ここでは書きません。とても悲しいです。
知りたい方は『二十日鼠と人間ネタバレ』と検索してみてください。
ゴミ収集車の中から遺体が発見される。彼の名前はレナード。
住んでいたアパートに行くと、殺されたであろう夜に隣に住むスナイダーと駐車場で言い争いをしていたと証言を得る。
彼の同棲相手、ナタリーに暴力をふるっていたのを下の階のマーティとスナイダーが止めに入ったのが発端らしい。
調べを進めていく中でニックは、
マーティがライニゲンとは違うハツカネズミのヴェッセン「マウズハーツ」
スナイダーが蛇型のヴェッセン 「ラオズィンシュランガ」だということを発見する。
モンローに、ライニゲンは無害だがラオズィンシュランガは危険なヴェッセンだと忠告された。
自動車修理工場の店主アンディが、レナードと同じ手口で殺された。
犯人はマーティだった。
父親が2日ほど前亡くなったことがきっかけになったようだ。
ナタリーを狙うスナイダーも殺し、追われるとナタリーを連れ、自分の店に立てこもったが、父の亡霊に取り憑かれと取り乱してニックに捉えられた。
モンロー襲われる
時計の修理という口実で呼び出されたモンローは、何人かのヴェッゼンたちに襲われてボコボコにされてしまう。
車には死神が持っていたカマの絵が描かれていた。
モンローいわく、

ニックは魔物界の現状を揺るがしていて、それを好ましく思わないものがいる。
俺がニック(グリム)と一緒にいることは現状をかき乱すこと。
死神のカマの絵はよく思わないものたちのメッセージだ。



もう何も頼まないよ



受けてたつさ
2人はビールで乾杯した。
ニックの家を見張る車
ジュリエットが、家を見張っている車を見つける。
車の持ち主をニックに調べてもらい、自らその家に出向くと
母と子供達が遊んでいたが、ジュリエットの姿を見つけると慌てて逃げるように家の中に入ってしまった。
納得のいかないジュリエット。
感想
ネズミのヴェッセンって怒りが爆発するのね。
害がないってモンローが言ったけど、それは間違いだったみたい。
火事場の馬鹿力!?ラオズィンシュランガまで殺してしまうんだからすごい。
でも周りの人がみーんな父親と同じ顔なんて・・・気味が悪かった。
モンローを襲ったヴェッセンは何者なのか、やっぱりグリムとヴェッセンは敵同士、
力を合わせることには違和感があるのね。