概要&感想
悪霊退治の途中で感電してしまうディーン。
心臓にダメージを受けて、余命2週間から1か月と宣告される。
サムが助けようをすがったのは怪しげな牧師。
ディーンは治療を受け助かるが、それは死神の仕業だった
初めて出てきた死神。
人に操られているのはちょっと情けない。
悪霊退治ではあったのですが、悪いのは操っていた人間のほうでした。
でも、そのおかげで死ぬはずだったディーンが助かってよかったですね。
たとえ死神の力を借りたにしてもです。
主役ですもの。当たり前ですか。
ディーンの余命が2週間だとジョンにサムが電話をしても音沙汰なし。
ディーンの危機にジョンから音沙汰がないのは・・・さすがにどうかと思うのは私だけではないはず。
登場人物
ウィンチェスター
- サム
- ディーン
今回出てくる人々
- ロイ(神父)・・・不治の病を奇跡で治すとされる神父
- スー・アン・・・ロイの妻、死神を操る
- レイラ・ローク・・・余命わずかな女性
- レイラの母
悪霊
- 死神・・・操られていた
あらすじ
古い家に着くサムとディーン。
中に入ると悪霊におびえた兄妹がいた。
悪霊は退治でき兄妹は助けたが、ディーンが感電してしまう。
病院で治療を受けると、心臓にかなりのダメージをうけ、余命2週間から1か月を言われてしまう。
何とか助けたいサムが頼ったのがネブラスカにある教会の信仰療法師。
ロイ・ル・グレンジ教会 ロイ牧師
教会(テント)につくと、神を信じることができないディーンに「神の力は不思議」と話しかける美しい女性レイラがいた。
テントに入ると嫌がるディーンを前方の席に無理やり座らせるサム。
目の見えない神父の説教が始まり、ディーンが壇上に呼ばれる。
いやいや壇上に上がるディーン。
神を信じていないというディーンの頭に触れて祈る神父。
ディーンは意識が遠のき、倒れてしまう。
病院で検査を受けると心臓には異常がないとの診断、治っていたのだ。
だが不思議なことに、昨日27歳の健康な男性が心臓発作でなくなっていた。
ディーンはテントの中で目が覚めた時、一瞬不気味な老人を見ていた。
ディーンとサムは、ロイの家を訪ねる。
そこには妻のスー・アンもいた。
いつから力を備わったかと聞くと、ロイはがんにかかったがなぜか治った、力はその時からだという。
最後にディーンはなぜ自分を選んだのかと尋ねた。
やり遂げていない重要な使命を持つ若者だということが見えたからだと答えるロイ。
ロイの家を出るときあったレイラの母親は、娘のレイラが選ばれないのはなぜなのか、いら立っていた。
レイラは脳腫瘍で余命半年。母は何とか助けたい。
サムが調べていくと心臓発作で亡くなった若者は、ディーンが治ったと同じ時間4時17分に亡くなっていた。
神父の祈りで誰かが助かると、同じ病気で同じ時間に誰かがなくなっていた。
命の交換が起きている。
命の交換ができるのはリーパー(死神)だけだ。ディーンが見た老人がそなのだろう。
死神とは「魂を取り上げ死の天使」時間を止めることができ、死ぬ寸前にしか姿が見えない。
ロイが黒魔術で死神を操っている。
ロイを退治しなければ、だが人は殺せない。
ロイの使っている黒魔術を突き止めて呪いを解くしかない。
サムがロイの家に忍び込み、そこで見つけたのは小さな手帳。
その中には犠牲者の記録があった。
ロイの倫理観に反対しているものばかり。
次に狙われているのは教会を批判してビラをまいていた人物。
テントの中では、レイラ・ロークが神父の祈りに選ばれる。
ディーンはロイの祈りを止めようとレイラを説得するが無理だった。
祈りが始まると別の場所では若者が死神に追われている。
サムには死神が見えないが、彼を必死で助けようとしている。
ディーンは火事だと叫び祈りをやめさせた。
だが、ロイが祈りを辞めても死神は消えていない。
操っていたのは、ロイではなく妻のスー・アンだった。
夜レイラのために礼拝を開くという。
モーテルに戻った二人。
手帳は古文書で、死神を縛る呪文が書いてあった。
がんから夫を救うために黒魔術に手を染めたスー・アン。
十字架と祭壇を壊すことにするサムとディーン。
だがレイラは助からない。葛藤するディーン。
教会にはスー・アンがいない。
ディーンが警察の気を引き、サムがロイの家に忍び込む。
地下室に明かりがともっていた。
不気味な祭壇を見つけると、そこには次の犠牲者ディーンの写真が。
スー・アンに見つかり閉じ込められるサム。
ディーンに迫る死神。
レイラに祈りをささげるロイ、別の場所で黒魔術で死神を操るアン。
ディーンが危ない!!
その時地下室を抜け出したサムが、スー・アンの十字架を叩き壊した。
アンの前に死神が来て、彼女の命を奪っていった。
教会を立ち去る二人。
二人のモーテルにレイラがやってきた。
サムの計らい。
ロイの儀式を受けたが何も起こらなかったとレイラが告げる。
でも、これからも神の奇跡を待つという。
ディーンが「祈っている」と答えると奇跡がもう起きたと言って立ち去っていった。