実家の母の入院
実家の父の腰が悪くなったと記事を先日書きました。
実はこの後、父の足の小指と薬指が骨折していたことが判明したんです。
『ぶつけたことは覚えていたけど、
痛くなかったから、大したことはないと思っていたんだ』
そんなこと父は言っていたんですが、
その負担が腰に来ていて、どんどん悪くなっていたんです。
ぶつけたことを覚えていて、お医者さんに診てもらえて、本当によかったと後から思いました。
骨折がよくなってきたのに伴い、
歩くのもままならなかった生活がずいぶん改善されてきてほっとしていた矢先、
今度は実家の母が玄関で転倒して太ももを打ったという話がありました。
丁度妹が実家にいたときだったので、とりあえず病院に連れて行くとの事。
父の時もそうでしたが、母も
骨折ってかなり痛いものだとの認識があるので、家族は全然打ち身くらいにしか思っていませんでした。
妹が誘わなければ医者にもいかなかったのではないかというくらいの軽度の痛みだったようです。
ですが、近所の整形外科(父の通っているところとは違う病院です、好みがあるんですって)に行ったら、即座に車いす。
大腿骨が折れていますから、大きな病院を紹介します。
すぐ向かってください。
まさかの大事件です。
本人が一番驚いているようでした。
そうですよね、病院にも行こうっていう気がなかったのですから。
そして行った先でも即入院。
そしてあれよあれよと言う間に、絶対安静の寝た状態の病院生活の始まりです。
確かに股関節は固定できないですし、動かさないでと言われたら寝ているしかないですよね。
家での生活ではまず無理でしょう。
そして、全身麻酔をかけての手術を行います。
大腿骨骨折とは
大腿骨骨折とは、太ももや股関節を構成する大腿骨の骨折を指します。
原因の多くは、年齢とともに骨がもろくなるだけでなくバランス感覚が悪くなって、転びやすくなることのようです。
高齢の女性が患者数としては多いです。
母のようなほんのちょっとした油断の転倒で起こりうるんですね。
そして治療は手術が一般的な様です。
固定できないので、自然治癒することはほとんどありません。
手術内容はお医者さんの説明でなんとなく理解できたことは、
金属を入れて固定することでした。
そしてなるべく早く歩けるようにリハビリをしていくという治療方法になります。
高齢者の骨粗鬆が発端なんですね。
父の事を心配していたら、母にも骨粗しょう症のリスクがあったとは油断していました。
同じ食生活なのですから、考えたら当たり前の事です。
実家の父の事
80歳を目の前にして、ほんの少しの不注意がまさかの出来事になってしまいました。
一番ショックなのは母本人でしょう。
今まで大病もせず、入院もお産くらいでしたから。
父の調子がよくなってほっとしたのかもしれません。
病院通いもいつも一緒に行っていましたからね。
そして・・・
困るのは母が入院してしまった後の父の生活です。
怪我も何とか回復に向かっていて、自分の事は自分で出来るようになりました。
食事の支度もそれなりに出来るようです。
ですが父も83歳。
まさかの一人暮らしがこれから始まります。
母の入院は1月くらいになりそうですから、それまで一人です。
私たち家族のフォローはというと
- 母のお見舞い (完全看護なので付添はいりません)
- 実家の家事仕事
- 父の様子を見る
お見舞いというか洗濯ものとか必要なものを届けたり様子を聞きにいったりですね。
実家の父は、食事の事は出来ると言いますが(とりあえずそれが出来れば大丈夫)
洗濯やお風呂や掃除などは私たち姉妹が交代でやることにしました。
母がいたことでずいぶん助かっていたんだなと、改めて感謝を感じています。
まとめ
歳をとった両親がいつまでも元気でいて欲しいと思うのは誰しもそうですが、
具合が悪くなった時の事を考えて、前もっての心の準備も大切だと今回、思い知らされました。
この先、手術が終わって母がどれだけ回復してくれるか、未知数な部分はたくさんあります。
出来るだけ父と母のそばに寄り添ってあげられたらと思うのですが、
仕事をしている身としてはなかなか思うようには行きません。
でも後から後悔しないようにしようと心に決めました。
親は一人。
仕事は誰かがやってくれる。
つまるところこれですからね。